マーケティングの根底にあるのは人を喜ばせたいという想い。

先日、中村文昭さんという講演家さんの講演を聞きに行ってきました。

中村文昭さんは、「頼まれごとは試されごと」という言葉を座右の銘にされてて、人に頼まれたことは試されごとだと思って、頼んできた人の予想を上回る喜びをあげ続ける!という行動を日々されてきたそうです。

これを続けていることで、人からどんどん愛されて、周りに人が集まり、どんなビジネスも成功されてきました。

そんな中村さんは、広告に1円もかけたことがないと言います。一体どういうことでしょうか?

中村さんが最初に始められたビジネスは、地元の奈良県のバーでした。そのバーを始めるにいたって、まず地元のお友達や知り合いにお知らせをします。

最初はその友達や知り合いがお付き合いで来てくれますが、ここで普通のサービスをしているとお付き合いできてくれたお客さんはすぐに来なくなってしまいます。

でも中村さんは、「頼まれごとは試されごと」の精神で、お客様の予想を上回るサービスをするので、予想を上回った分お客様は喜び、「また来たいな」って思ったり、「次は友達を連れてこよう」と思ったりします。

こうして、口コミやリピートが広がり、このバーは大盛況だったようです。

大盛況の原因は「頼まれごとは試されごと」「相手の予測を上回る」という精神、そして何より「人を喜ばせたい」という中村さんの純粋な気持ちがあると思います。

弊社がお伝えし続けているマーケティングにもこの「人を喜ばせたい」という精神がとても大事です。

ビジネスを始めると、「どうしたらこの商品が売れるか?」「どうしたらこのサービスが売れるか?」という想いがどうしても強くなってしまいます。

そんな時に思い出して欲しいのは、「人を喜ばせたい」という気持ちと、「お客様の予想を上回るにはどうしたらいいか?」を考えることです。

目の前のお客様の予想を上回れば、自然とリピート客、ファンが増え、口コミも増えて、マーケティングが不要になります。

弊社の目指しているのは、マーケティングが不要な企業さんがどんどん増えることです。

そのために、マーケティングの大事さもお伝えしながら、企業さんがお客様の予想を上回る商品・サービスを作るお手伝いもさせていただきたいと思っています。

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